カテゴリー: 会社紹介

  • 工場の暑さ対策、ついに本格改修へ

    工場の暑さ対策、ついに本格改修へ

    ここ数年、夏場の工場内はかなりの暑さに見舞われてきました。
    Tシャツを配布したり、巨大扇風機を導入したりと、これまでにも様々な暑さ対策を行ってきましたが、「快適」と言える環境にはなかなか届きませんでした。

    さらに工場の屋根は、耐久面で限界に近づいており、雨漏りも所々で発生。
    その都度補修を行ってきましたが、いよいよ抜本的な対策が必要になりました。

    今回、天井の補強を兼ねた暑さ対策として、天井と外壁の改修工事を実施しています。
    外壁は塗装を塗り直し、天井は既存屋根の外側にもう一つ屋根を重ねて二重構造にし、その間に断熱材を挟みました。
    さらに、天井にこもった暖かい空気を外へ逃がすため、煙突のようなダクトも新設。これにより、夏の熱気が抜けやすくなる予定です。

    屋根の二重化と断熱材の設置は完了し、ダクトの取り付けも済みました。
    あとは来週、お盆期間中に電気工事を行い、稼働開始となります。

    まだまだ暑い日が続きますが、休み明けには工場の環境が少しでも快適になることを期待しています。

    今回の工事では、屋上に上がるための足場も設置されました。
    せっかくなので屋上から撮影した写真もご紹介します。

    • ダクトのアップ写真
    • 岩崎城を背景にした、徳仲(株)の屋根全景写真

    ぜひご覧ください。

    新しく設置された屋上ダクトのアップ写真
    天井の熱気を逃がすために取り付けた新しいダクト。これで夏場の工場も少し涼しくなるはずです。
    岩崎城を背景にした徳仲(株)の屋根と新設ダクト
    「工事で足場を設置し、屋上から撮影。奥には岩崎城が見えます。
  • 明日、11月10日からメッセナゴヤ2021が始まります

    明日、11月10日からメッセナゴヤ2021が始まります

    オンライン展示は11月1日から先行して始まっていますが、明日11月10日~13日まで、リアル展示が開催されます。

    弊社は各種製品サンプルや、今年導入したばかりの5軸加工機で製作したインペラ、見る方向によって形が変わって見える変身立体を展示します。

    実際に見えているのは高さの違う円柱ですが、鏡にはどのように映るでしょうか?

    特に変身立体は明治大学の杉原厚吉先生によって設計された立体で実際に見えている立体と鏡に映った立体が全く違う形に見えます。是非、展示会に足をお運びいただき、ご覧ください。

    オンライン展示会はこちらからどうぞ。

    メッセナゴヤ2021 オンライン展示 徳仲株式会社

    リアル展示終了後、モザイクの無い画像も紹介する予定です。

    よろしくお願いいたします。

  • 新規設備が入りました

    もう3月ですが、あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年は米中貿易戦争あたりから、ちょっとおかしくなって、そのままコロナに突入して、一度も上昇すること無く、低空飛行の一年でした。今年は良い年にしたいですが、今のところまだ、低空飛行を続けています。

    そんな中ではありますが、弊社は1月に新しい設備を導入しました。

    発注したのは、昨年の4月・・・。初めての緊急事態宣言の真っ只中・・・。

    当時、「年末までには経済も上向いてくるはずだ!そうでないと日本は終わりだ。」みたいな感じで注文に踏み切った気がします。

    ・・・まだ上向きませんね。

    返すわけにもいかないので、今年は、この機械の立ち上げ(←操作に慣れ、既存の機械同様、バンバン加工ができるようになる状態)にまずは全力を注ぎます。

    何を買ったかは、今後少しずつ小出しにさせてください。高かったので・・・。
    Webサイトのヘッダー画像にヒントの画像を埋め込んであります。Topページで更新ボタンをクリックすると、画像が変わりますので、ご覧ください。今のところ、白黒の機械の画像と、新しい機械で製作したサンプルの画像です。サンプルが角モノなので、旋盤ではないですね^^

    そんなわけで、改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

  • ローレットの加工動画を追加しました

    事情があって、動画制作に取り組んでおります。

    動画編集なんてやったことない上に、事情には締め切り(7月末)もあり、間に合わないんじゃないかって、ちょっと思いながらも、今日、時間がとれたので、やってみました。

    締め切りに間に合わないんじゃないかと思っているので、編集ソフトを購入するのはもったいない気がして、Windowsに付属している「Microsoft フォト」でとりあえず挑戦しました。

    できた動画がこちらです。

    半日かけて作ったローレット加工の動画。弊社Webサイトの加工サンプルからも見られます!

    「臨場感ある動画が撮りたい!」と防水ケースに入れたiPhoneをNC旋盤の刃物台に取り付けましたが、切削液のせいで、加工の様子が全く分かりません・・・。改善が必要です・・・。他にも、あわただしくテキストが表示されて、落ち着きがない感じがするので、このあたりも改善したいです。

    そんな動画ですが、弊社Webサイトの加工サンプルからも見られますので、よろしければどうぞ。

    そして、さきほど、納期間に合わないから編集ソフトは買わないと書いた私ですが、会社紹介や加工の様子をそれらしく撮るには、小道具が必要!ってことで、おもちゃを1つ買ってしまいました。

    明日届くので、また紹介したいと思います。

  • We were featured in the Chubu Keizai Shimbun.

    Our initiatives were published in the Chubu Keizai Shimbun on March 9, 2020.

    中部経済新聞2020年3月9日付
    中部経済新聞2020年3月9日付の16面

    This was our first time, so I was worried about what would happen.

    But I was surprised because it was an unexpectedly large article. That is amazing!

  • 中部経済新聞(2020年3月9日付)に掲載されました

    2020年3月9日付の中部経済新聞に弊社の取り組みが掲載されました。

    中部経済新聞2020年3月9日付
    中部経済新聞2020年3月9日付の16面

    思っていた以上に記事が大きく、カラーなので驚きました。

    基本的にマイナス思考なので、このところのCOVID-19の影響で売上以上に心理的に下を向いてしまっている気がしますが、この記事を読んで、私自身が前を向いていかなければならないと感じております。

    後で後悔しないよう、今やれることをしっかりやって、良い判断ができればいいなあと思っています。

  • テーパーシャンクドリル

    子どもが明日から夏休みです。「先生に『 今年はあまり暑くないし、 夏休み返上するから授業やって』って頼んだらどう?」と言ったら、「私は暑い!!」と一蹴されました。

    これまで、ストレートシャンクドリル、ドリル研磨機をご紹介しましたが、今回はテーパーシャンクドリルをご紹介したいと思います。

    テーパーシャンクドリル保管場所の表面
    テーパーシャンクドリル保管場所の表面
    テーパーシャンクドリル保管場所の裏面
    テーパーシャンクドリル保管場所の反対側

    弊社ではテーパーシャンクドリルは写真のように、ドリルサイズごとに穴をあけて、そこに挿して保管しております。まあまあ、使いやすい保管方法になっているのではないかと、私は思っています。

    Φ13以下のストレートシャンクのドリルと違い、製作依頼に合わせて都度購入したのが積み重なって、現在に至っている感じで、サイズ・長さの取り揃えがマチマチです。

    ドリル研磨機を導入する前はグラインダーを使って手で研いでいましたので、ひどい時は、ドリルサイズより1㎜以上大きい穴があいたりするドリルがあり、ドキドキしながら使っていましたが、最近は安心して使えるようになってきました。

    Φ15以上になると旋盤加工ではUドリルを使うことが多いのですが、穴が深い場合や、既に下穴があいている場合など、テーパーシャンクドリルが必要な時も、ちょこちょこあり、今後も少しずつ増えていくと思われます。

  • ドリル研磨機

    あっという間に1週間。明日は子供の運動会ですが、仕事には関係ありません。・・・と思いましたが、先週末のようにめちゃくちゃ暑かったりしたら、影響大です。
    念のため、Yahoo!天気を見てみたら、ダイジョウブそうです。よかった、よかった。

    本日は社内紹介シリーズ2回目として、「ドリル研磨機」をご紹介したいと思います。

    弊社にはドリル研磨機は2台あります。Φ3~Φ13用と、Φ11~Φ30用です。

    ドリル研磨機の外観です。Φ11~Φ13用、Φ11~Φ30用の2台あります。
    左側がΦ11~Φ30用、右側がΦ3~Φ13用のドリル研磨機です

    導入したのは、結構最近です。せいぜい3年前といったところです。それまでは、グラインダーで研いでいたので、人によって上手い、下手がありましたし、Φ20くらいのドリルで下穴をあけたら、大きくなり過ぎて不良、なんてこともありました。

    ドリル研磨機を導入してからは、寸法の心配もなくなりましたし、穴をあけた面もキレイになった気がしますので、買ってよかったなあと思っています。

    ここからは、実際研いでみたところです。

    まずは、研ぐドリルを探します。今回はドリル研磨機で研いでいなさそうなΦ16.5のドリルをみつけたので、これでやってみます。

    試しに研いでみるドリルの先端部分の画像です。Φ16.5のドリルです。
    Φ16.5のドリル。これを研いでみます。前回はグラインダーで研いだドリルのようです。

    ドリル研磨機に付属しているコレットにドリルを装着します。向きがあるので、ここが一番重要と言っても過言ではありません。

    ドリルをドリル研磨機専用のコレットに装着している様子です。
    コレットを装着している時の様子。

    こちらが装着後の状態です。向きがあるのですが、説明が難しいので、パスします(汗)

    コレットを装着したところの様子です。
    コレットを装着したところです。

    そして、研ぎます!
    コレットを装着したドリルを研磨機の中に入れて、ドリル研磨機の中の砥石に当てて回しながら研ぐのですが、ストッパがついていて、回せる範囲も決まっているので、回している間は目をつむっていても大丈夫です。一度に片面しか研磨できないので、ひっくり返して2回研磨する必要があります。

    ドリルを研いでいる様子の写真です。
    ドリルと研いでいる様子です。

    片面終わったところです。写真の下側はピカピカしていますが、上側はまだ研いでいないので、ピカピカしていません。

    片側の研磨が終わったところの画像です。
    片側の研磨が終わったところ。

    両面研ぐと、当然ですが、両方ピカピカです

    両面ドリル研磨が終わったところの画像です。
    両面研いだところ。

    最後にシンニング加工をします。ドリル研ぐ時と同じように決まった範囲を両面クルクルします。

    シンニング加工の様子の画像です。
    シンニング加工の様子

    シンニング加工後がこちら。

    シンニング後の画像です。前回のお手製シンニングが大き過ぎて、ドリル研磨機でのシンニングができませんでした。
    シンニング加工後。前回手で研いだ時のお手製シンニングが大きすぎて、ドリル研磨機でシンニングができませんでした。

    ・・・・・

    前回、手で研いだ時のお手製シンニングが大きすぎて、ドリル研磨機でシンニングができませんでした。

    とりあえず、使えそうなので、ドリル研磨としては、これでよかったのですが、ブログに紹介するという点では完全に失敗しています。そのうち、キレイなシンニングができたら、また紹介したいと思います。

  • ストレートシャンクドリル

    大型GWが終わりましたね。6月は祝日がないので大変ですね。とは言っても、弊社の場合はたいてい祝日は出勤日なのですが。。。

    ブログが加工以外のことばかりなので、困ったなあと思っていましたが、ホームページで紹介しきれない弊社の工具とか治具とかご紹介できればと考え、今回はストレートシャンクドリルを紹介したいと思います。

    弊社のストレートシャンクドリルは下の写真のように保管されています。

    ストレートシャンクドリル(Φ1~Φ8.9)の保管イメージ
    ストレートシャンクドリル(Φ1~Φ8.9)が0.1ごとに保管されています。
    ストレートシャンクドリル(Φ9~Φ13)の保管イメージ
    ストレートシャンクドリル(Φ9~Φ13)が0.1ごとに保管されています。

    ストレートシャンクドリルは、Φ1~Φ13まで0.1ごとに揃えていますので、0.1ごとに場所を作って保管しています。上の写真がΦ1~Φ8.9までの棚、下の写真がΦ9~Φ13とロングシャンクの棚です。ロングシャンクの方はいくつかのサイズが混在しちゃっています。使用頻度も少ないので、都度合うサイズのドリルを探しています。

    以前は、
    Aさん「Φ10.4の所にΦ10.8が入っとったで、間違えて穴あけちゃったがや。」
    Bさん「お前さん、使う前にちゃんと確認せんとかん。」
    なんてやりとりが、たまにありましたが、最近聞かなくなりました。皆さんちゃんと正しい場所に戻してくれているのかな?

    Φ13以上の穴はテーパーシャンクドリルやUドリルを使って加工します。テーパーシャンクとUドリルは、また後日ご紹介したいと思います。

    単品・少量多品種の加工ばかりのため、ドリルはハイスばかりです。段取り時間が長いので、高価な超硬ドリルを揃えても、費用のわりに効果が少ないためです。

    2~3年前までは、ドリルが切れなくなってくると手で研いでいましたが、寸法が大きくなり過ぎたり、穴が曲がってしまったりするので、最近はドリル研磨機を使うようになりました。ドリル研磨機も、また後日ご紹介したいと思います。

    以上、加工の基本、ストレートシャンクドリルのご紹介でした。