折れた超硬エンドミルの末路

ここ数年で物忘れが多くなった気がしています。

メモを取ったり、後回しにせず、すぐにやったりして何とかしのいでいますが、これって物忘れの進行を遅らせることには全く効果がありませんよね?物忘れが激しくなる一方です。

それはさておき、弊社は単品の仕事が多いからなのか、技術が足りないからなのか、超硬のエンドミルも折ってしまうことがあります。

折れた超硬ドリルの画像
折れた超硬ドリルのシャンク部分。刻印をみるとΦ1のエンドミルのようです

折れ方にもよりますが、上の画像なら、まだ使えます。

弊社では、旋盤の内径の溝入れなどでよく使います。

内径の溝は、既製品の刃物では届かない形状がよくあります。

なので、この折れたエンドミルをワイヤーカットで切断して、

ワイヤーカットで切断したところです。

グラインダー等で成形すると、

内径溝入れバイト

オリジナルの内径溝入れバイトの完成です。

既製品のような加工条件では加工できませんが、1~2個の部品なら、これで何とかなります。


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